今日は彼岸の中日。明日香村の「彼岸花祭り」は、雨で次の日曜日(9月28日)に延期になったのを、午前7時役場に電話して確認した。　彼岸花祭りでは、日頃お世話になっているインストラクターさんたちの大字(だいじ)「稲渕」の通りに床几を借り、フリーマーケットを開くべく準備万端整っていたのに、とても残念。昨日は看板やプライスカード、釣り銭など、最後の準備に大わらわであった。

ショップのネーミングは「棚座楽会蚤の市(たなざらえのみのいち)」。その看板は、晒しにゼッケン用のピンクとブルーのマジックで一気にしたためた。子供が四人、ゼッケン作りの期間は長かったので、昔とった杵柄といったところ。時代は便利になったもので、ゼッケン用のマジックがほとんど滲まないのには感心した。

商品は　"ねこべー￥２００"など毛糸のぬいぐるみを作れるだけつくり、後は　"ふるほん￥５０"など、文字通り納戸の肥やしの棚ざらえ。今日の雨は、「ぬいぐるみがちょっと少な目ですねと、神様が降らしはったんやろか」とぼやきつつ、ぽっかり空いた今日一日、さて、何をするかだ。それにしてもお彼岸というのは、昔からよく雨が降るような気がするのだが、雨の特異日なのだろうか。（1997.9 by 陽）